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世の中に、terminologyとしての解剖学を好む人間などいるのであろうか? 小脳のハッパ1枚1枚に、小脳中心小葉central lobuleとか、中部隆起tuber vermisとか、山頂culmenとか名前をつけられても、別に登山をするわけではないのだから興味もわかない。 『火の7日間』と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化した永いたそがれの時代を解剖学の教科書とともに生きることにでもならなければ、とても勉強する気にはなるまい。 各々の構造物がどのような働きをしているかも知らないまま、暴力的な暗記を強要する解剖学は、多くの若き医学生にとって、自動車学校の理不尽な教官の存在に次いで、悩ましい問題であろう。 『イラスト解剖学』、通称『イラスト』『イラ解』は、松村譲兒先生によって書かれた、知る人ぞ知る、とういかほとんどの人が知っている名著である。 解剖実習の最中には気づかなかったが、今読み返してみると、臨床を意識した記述・イラストが多々あることに驚かされる。『イラスト解剖学』は、terminologyとしての解剖教科書や試験用のアンチョコ本の枠を超え、臨床への架け橋を目指した優れた一冊なのである。 余談だが、松村先生は、George Matsumuraの名前で、Colouring Book of Embryologyという発生学の本を出版されている。すでに絶版となっておりマニア垂涎の一冊であるが、残念ながら管理人は所有していない。手に入るお店があればそっと教えて欲しい。 タイトル:『イラスト解剖学』 価格:7,980円 著者:松村 譲兒 (著) 出版社:中外医学社 ページ数:681 p
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ジョージ先生はいつも面白い先生ですよ〜^^ |
とも 2006/02/18 23:58 |
レギュラー、、、。それは見てみたいかも。 |
医学書ガイド管理人 2006/02/19 22:03 |
松村先生は北大出身ですよね。 |
とも 2006/02/24 20:56 |
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